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粃糠性脱毛症によるフケと抜け毛の原因は頭皮の余分な皮脂と真菌

粃糠性脱毛症の原因と治療法についてフケとの関係から考えます

粃糠性脱毛症の原因はフケ?

薄毛に悩んでいる男性の皆様。頭部の状態の原因をAGA(男性型脱毛症)と即断してはいませんか?頭皮から大量にフケが発生しているようなら粃糠性脱毛症に罹っている可能性があります。思春期以降の男性が患いやすく、脱毛とフケが同時進行する症状です。髪の毛の艶が無くなり細くなっていき、最後には抜け落ちます。炎症になると痒みは酷くなります。フケとは頭皮の角質細胞が古くなって剥がれ落ちたものですが、その発生原因は頭部の皮脂です。思春期以降、頭部の皮脂が増えるにつれて頭皮の新陳代謝も激しくなり、粃糠性脱毛症のリスクも増していきます。皮脂が分泌されるピークの時期は男性なら30〜40歳代、女性なら10〜20歳代です。

脂漏タイプと乾燥タイプ

粃糠性脱毛症は主に脂漏タイプと乾燥タイプに分けられます。脂漏タイプで発生するフケは脂質を含む大きめのサイズで、乾燥タイプで発生するフケは角質を含んだ細かいサイズです。頭皮の状態は脂漏タイプのほうが乾燥タイプより悪化しているケースが殆どです。脂漏タイプでは頭部に出来たニキビが原因となって膿が出たり、患部が炎症して熱を持ったりします。痒みに耐えかねて頭部を掻くことで、出血する可能性もあるので注意しましょう。乾燥タイプでは細かいフケが頭部を覆って、髪が白黒まだら模様になったりします。頭皮の角質層がダメージを負っているため雑菌の影響を受けやすくなっており、髪の毛が細くなり抜けやすくなります。

粃糠性脱毛症の治療法

フケの発生が粃糠性脱毛症の状態を悪化させるのは間違いないのですが、症状の発生原因そのものについては、現在の医学界でもまだハッキリとはしていません。けれども治療法は、既に確立しています。それと言うのも粃糠性脱毛症は脂漏性皮膚炎と症状が酷似しており、同じ手当ての仕方で治療が可能だからです。粃糠性脱毛症の疑いがあるようでしたら、医療機関の皮膚科に相談してください。脂漏性皮膚炎の治療と同様に、まず頭皮を清潔に保ち、余分な皮脂が出ないようにコントロールすることを指導されます。それでも治らないようなら頭皮の炎症を抑制するステロイド外用薬や皮膚炎の原因となっている真菌を退治するイミダゾール系抗真菌薬を用いて治療します。痒みを鎮める抗ヒスタミン剤の内服薬などを併用するケースもあります。

粃糠性脱毛症への日常での対策

粃糠性脱毛症は自力での治療が難しいため、発症したら必ず医療機関に相談にいかなくてはなりません。けれども日常生活で対策を施すことによって症状の発生原因を取り除き、予防することが出来ます。予防では頭皮を清潔に保つことが最も大切です。頭を洗うときは頭皮を傷つけないように爪を立てず優しく洗髪しましょう。痒くても掻いてはいけません。皮脂はお湯だけでは充分に洗い流せないためシャンプーを使用しますが、お勧めのシャンプーはミコナゾール硝酸塩成分を含んでいるタイプです。頭皮環境を悪化させる原因となっている真菌を取り除いて増殖させない効果を持っています。皮膚に余計な刺激を与える糖分や香辛料の摂取は控えめにして、充分な睡眠を取るなどリズムを整えた生活を送るように心懸けましょう。

粃糠性脱毛症とAGAの関係

粃糠性脱毛症や脂漏性皮膚炎がAGAの原因になるとは考えられていませんが、併発する可能性はあります。粃糠性脱毛症の治療を行ってフケの症状が改善したにも関わらず抜け毛の量が変化しないという方はAGAかもしれせん。AGAの治療を請け負っているクリニックに相談してみましょう。

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