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脂漏性皮膚炎の症状と治療・予防法について勉強しましょう

脂漏性皮膚炎は抜け毛の要因となることもあるので注意が必要です

抜け毛の原因となる脂漏性皮膚炎

薄毛の原因として、誰もがすぐにAGA(男性型脱毛症)を思い浮かべます。けれどもそれ以外の症状で、髪が薄くなってしまうこともあります。頭部に炎症が起こったり、フケが大量に出るようなら脂漏性脱毛症の可能性を疑ってください。脂漏性脱毛症とは脂漏性皮膚炎によって引き起こされる抜け毛の症状です。脂漏性皮膚炎は頭皮や鼻の周辺といった皮脂が分泌される量が多いところで発症します。脂漏性皮膚炎を患うと、皮膚が炎症を起こして赤くなり痒くなりますが、患部を掻くと症状が悪化するため注意が必要です。頭皮の場合はフケの量が増加し、洗ってもすぐにフケが出るようになります。頭皮環境が悪化してしまい、髪の毛は細くなり抜け落ちやすくなります。

脂漏性皮膚炎を引き起こす真菌

脂漏性皮膚炎を引き起こす原因は、マラセチアと呼ばれる真菌です。マラセチア自体はどんな人の皮膚上にも存在している常在菌ですが、体調の変化や外部環境の影響により汗や皮脂が余計に分泌されると、それを餌とし増加してしまいます。マラセチアが必要以上に皮膚に蔓延り、炎症など様々なトラブルが起こるのです。脂漏性皮膚炎に手当てを施さず放置していると、患部から膿が出たり出血したりして症状が悪化します。頭皮の場合はフケが酷くなり抜け毛も進行します。気になる症状が出始めたら、すぐに対応しましょう。症状の発生や悪化の要因にはマラセチア以外にも、ビタミンBの欠乏やホルモンバランスの乱調、顔・髪の洗いすぎや洗い残しによる皮膚へのダメージなどが考えられます。

脂漏性皮膚炎の治療は皮膚科で

脂漏性皮膚炎の治療は医療機関の皮膚科にお願いしましょう。頭皮などを清潔に保つための指導とともに、マラセチアを殺菌する抗真菌外用薬を処方してくれます。皮膚の痒みが酷い場合は、炎症を抑えるための抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服薬として出してくれます。またビタミンBを含んだビタミン剤も皮脂の分泌量を減少させてくれるため、症状緩和が期待できます。治療期間は4〜6週間が目安ですが、いずれにせよ早めに治療を施せば、それだけ治りやすくなるのは確かです。

脂漏性皮膚炎を予防するために心懸けること

脂漏性皮膚炎を予防するために日常生活で出来る習慣を紹介します。まず頭など痒みを覚える箇所を掻くときは注意してください。頭皮が傷つくと、傷口から菌が入り込んでしまいます。どうしても我慢できない時は、爪を立てずに指先の腹でマッサージするようにしましょう。また食事はビタミンB2やB6といった脂肪の代謝を促進して皮脂の分泌を抑制してくれる成分を含んだものがお勧めです。ほうれん草や卵、豚肉や牛乳などはビタミンBを多く含んでいます。皮脂の分泌量が増えやすい脂っこい食事は、なるべく避けたほうが良いです。食事によるビタミン摂取が難しい方はサプリメントを活用してください。シャンプーに関しては、洗浄力が強いタイプよりもアミノ酸シャンプーなど頭皮への刺激が少ない優しいタイプを用いたほうが症状の予防には効果的です。抗真菌薬の成分が入ったシャンプーも発売されています。

脂漏性脱毛症とAGAの関係

脂漏性脱毛症を改善するには、その原因となっている脂漏性皮膚炎を治療しなくてはなりません。AGAと勘違いして育毛剤を使用すると、症状が悪化してしまいますので注意してください。まずは皮膚炎を治すことが先決です。皮膚の炎症が治まっても抜け毛が続くようなら、AGAを併発している可能性があります。AGA治療の専門家に相談してください。

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